米作りに適した盆地特有の気候
会津地方とは、福島県を奥羽山脈と阿武隈高地の2つの尾根線を境界として分けた、「会津地方」「中通り」「浜通り」の3つの地域の内一番西側に位置しています。会津地方の中でも、四方を奥羽山脈、越後山脈、下野山地など、飯豊山地に囲まれた山岳地帯の中心に「会津盆地」はあります。
盆地特有の気候の特徴としてあげられるのは、陸と海洋の熱の差の影響を受けることにより、沿岸部に比べて気温の較差が大きい点、山によって海洋とは隔離されている為に空気が乾燥していて降水量が少ない点、そしてフェーン現象の影響を受ける点などがあります。
昼は暑く、夜になると涼しくなるという、温度の差の激しい会津の土地は、美味しい米づくりに最適な土地と言えます。
磐梯山の伏流水が美味しいお米を育てる
会津喜多方は飯豊連峰の水源により、美味しいお米や、美味しいお酒の産地として日本有数の土地と言えます。その中でも、「結・ハートプラザ」は磐梯山の麓に位置しています。ミネラルを含む栄養豊富な磐梯山の伏流水が流れ込むことで細かい粘土質の土壌が作られ、味わい深く洗練されたお米が育てられます。
「会津のお米」は特A評価の常連
日本穀物検定協会の米食味ランキングでは、毎年連続で「特Ａ」認定と国内最高評価を受け、この20年で18回、最も優秀な「特A」に認定されています。会津産コシヒカリの最大の特徴は冷えても美味しく頂くことが出来ます。
観光地としても人気の喜多方
飯豊連峰、雄国山麓、三ノ倉高原雄大などの自然環境文化財はもちろん、「蔵のまち」と言われるなどの歴史を感じさせる建造物が存在する喜多方は、とても魅力的な町です。蔵が多く存在する理由として、良質の水と米に恵まれた土地であるが故に醸造業を営む者が多く、最適な建物として蔵が作られたことがあげられます。
また、全国的に有名な「喜多方ラーメン」のお店が多く存在し、観光シーズンには各地から訪れた観光客が、どのラーメン店でも行列をつくっています。
