無農薬無化学肥料が大地の力を最大限に
結ハートプラザの特徴として、農薬・化学肥料は一切使用せず有機質の米糠、油かすを主体としてその土地に生息する土着菌(微生物)を最大限に発揮させる農法、「自然微生物農法」を行なっています。どうにか農薬や化学肥料に頼ることなく、ミネラルやアミノ酸を豊富に含むお米をつくれないかと長い年月をかけて試行錯誤を繰り返しました。様々な素材やブレンドを試し、最適な土壌改良微生物資材を用いた土壌改良を行いました。安心で安全なお米をつくるため、一切妥協することなく拘りと信念を貫いてまいりました。
その試行錯誤が実り、令和2年より所有する全ほ場面積3.2haを有機JAS認証(福島県の有機JAS認証機関)を取得して販売しています。
微生物が安全なお米をつくる
植物は本来、枯れた植物や糞尿など有機物の分解などを行い、植物にとっての養分を生み、また土の団粒化を促し水はけや通気性を向上させる微生物と共生することで生きています。しかし無機物である化学肥料を多く使いすぎた場合、土壌中の有機物を食べる微生物は数を減らす。そのため土壌中の微生物相のバランスが崩れ、植物は連作障害等の病気にかかりやすくなる。それらの病気を防ぐために農薬を多く使用することになり、農薬により微生物はさらに減少してしまいます。
上記の理由から、人体に良い影響を与える微生物を摂取し病気を防ぐプロバイオティクスの考えにより、植物の生育に良い働きをすると考えられている菌を添加することで土壌の微生物相のバランスを改善し作物の育ちを改善さすることが出来ます。
沢山のいのちが教えてくれる安全性
安心・安全なお米をつくるため、何度も土壌改良を繰り返した田んぼで仕事に精を出していると、その考えに賛同してくれたように、この土地で生き生きと暮らす生命たちに出会えます。カエルやカニ、トンボや様々な鳥などといった多くのいのちが、ひと時の癒しを感じさせてくれると共にこの田んぼは安全だと太鼓判を押してくれている様に感じる事が出来ます。これからもここに集まる多くのいのちと一緒に大地の健康に目を光らせてまいります。